クリニックにあふれる
笑顔の源は、
決して揺るがないコンセプト。

【PROFILE】

医療法人明峰会馬嶋眼科医院(愛知県)
院長・理事長 /馬嶋紘策

2001年、藤田保健衛生大学医学部卒業。同大学病院眼科での勤務後、2004年より名古屋第二赤十字病院眼科、その後、藤田保健衛生大学坂分種報徳会病院、同大学病院眼科に勤務。母方の祖父が1947年(昭和22年)に開院し、65年目となった2012年、医療法人明峰会馬嶋眼科医院の三代目院長・理事長に就任。家業の承継を機に、母方姓の馬嶋に改名した。

医療法人明峰会 馬嶋眼科医院 ホームページ
http://www.majima.or.jp/
※2018年11月インタビュー

Q1眼科医になったきっかけ・想い

開業70周年を迎えた2017年、新築のスタイリッシュで機能的な現クリニックに移転し、来院患者も増加を続ける馬嶋眼科医院。6年前、大学病院勤務医だった馬嶋氏は、家業を継承し三代目院長となった。
「当院は母方の祖父が開業した医院で、二代目は叔母、今の副院長は従姉妹です。ただ、父はまったく別の仕事をしているので、正直子どもの頃に家業という意識はあまりなくて。研修医時代も、人の生死に直接関わる救命救急に憧れていました。しかし実際に眼科医になって感じたのは、想像以上にやりがいの大きな仕事だということ。眼の疾患には、細菌の感染症もあれば循環障害、遺伝性のものもある。病気の種類が非常に多く、その分幅広い知識が求められます。やってもやっても分からないことだらけで、日々勉強できるこの環境に感謝しかありません。今はもう、次に生まれ変わっても絶対に眼科医になりたいと思っています」。
眼という小さな臓器の奥深さ、病気の複雑さ、患者への貢献度に、すっかり魅了された馬嶋氏のクリニック運営には、明確なコンセプトがある。

Q2馬嶋先生の治療へのこだわり

「目は感覚器なので、同じ『見えにくい』という言葉であっても、患者さんごとに違う症状、違和感、困っていることがあります。その状況を代わりに体験することはできないので、患者さんとコミュニケーションをとりながら、裏に隠れている要因を見つけ出すことが大切です。僕は、そういった『症状の要因を特定すること』と、『解決策の選択肢をプレゼンすること』が、眼科医のミッションだと思っています」。
医師は適切な選択肢を提示して、最終的に決断するのは患者自身。馬嶋氏が最新の手術機械やレンズを導入するのも、患者の選択を助けるためだ。
「目の中に埋め込むIOLや近視進行抑制のナイトレンズも取り入れていますし、白内障用の多焦点眼内レンズもそうですね。僕が患者さんの立場だったら、決めつけられるのは嫌なんです。それぞれのメリットとデメリットを分かりやすく説明して、患者さんご自身に納得して選んでもらえるように心がけています」。
自分や家族が行きたいと思えるクリニックであること。それこそが、馬嶋眼科医院の根底に流れるコンセプトだ。

Q3馬嶋先生が目指す理想の眼科医・眼科施設

どれだけ高度な医療を提供していても、機械的で感じの悪い人が受付をしているクリニックには、行きたいとは思えない。コミュニケーションを重視する馬嶋氏が掲げるもう一つの目標は、スタッフがハッピーになることだ。
「人間、自分が大変な時に笑顔でいることは難しいものです。だから、スタッフがミスをしにくい環境を作って、自動化を進めて手間を減らして、患者さんに笑顔で接する余裕を持てるようにしています。たとえば、同じ名前で濃度が違う薬、太さの違う道具ってよくあるんです。同じパッケージで5ミリと10ミリとか。間違えやすいから、スタッフがピリピリしますよね。なら最初から、名前の違う薬にすればいいんです。患者さんをハッピーにするためには、まずスタッフがハッピーじゃないとね」。
馬嶋眼科医院のスタッフ定着率は非常に高い。5年程度の勤続が一般的と言われる医療事務でも、20年、30年勤続のパートスタッフもいるそうだ。『自分が行きたいと思うクリニックであること』。三代目院長のコンセプトは、確実にスタッフへ、そして患者へと浸透している。馬嶋眼科医院で見られる笑顔の数が、その証明だろう。